外部電源利用のリモコン送受信機

 受信の回路はこちら(受信機の作成)と同じ回路を利用し、リモコン信号の発信も出来る送受信機を紹介します。
 この回路では赤外線LEDを発光させるのに外部電源(今回は電池4つで6V)を利用していますので、一般のリモコン程度の距離で操作が可能になります。

材料

必要な材料は以下の通りです。
電子部品は、 共立エレショップ秋月電子通商 で購入可能です。

記号 品名 値・型名 数量
U1 3端子レギュレーター 78L05 1
U2 赤外線受信モジュール CRVP1738 1
R1 1/4W カーボン抵抗 4.7KΩ 1
R2 1/4W カーボン抵抗 1KΩ 1
R3 1/4W カーボン抵抗 1〜100位 1
C1 電解コンデンサー 16V 4.7uF 1
D1 小信号用ダイオード 1S1588等 1
D2 赤外線発光ダイオード TLN105B 1
Q1 NPNトランジスタ 2SC2120 1
V1 乾電池 単三 4
  Dsub9ピン・メスコネクタ   1
  基板・ケーブル・電池BOX等   適量

受信部の材料の説明はこちらを参照して下さい。

赤外線発光ダイオード(IR-LED)
7805

TLN105Bは以前に入手し、たまたま手元に有ったものです。 この回路では利用するIR-LEDや外部電源の電圧によって、R3のカーボン抵抗の値が変わってきます。
NPNトランジスタ

シリアルポートからの電流を増幅する為のトランジスタです。 私は2SC2120を利用していますが、2SC1815でも構わないと思います。
カーボン抵抗
この回路では利用するIR-LEDや外部電源の電圧によって、R3のカーボン抵抗の値が変わってきます。
4.7kΩのカラーは黄紫赤金、1kΩは茶黒赤金です。
Dsub9ピン・メスコネクタ

最近のパソコンのシリアルポートは、Dsub9ピン・オスコネクタですので、Dsub9ピン・メスコネクタを用意します。 この回路で利用する信号線はDCD(1番)・RTS(7番)・DTR(4番)・GND(5番)です。 シリアルポートの詳細はこちらを参照

R3の抵抗値の決め方

LEDを発光させる為に必要な抵抗の値(この回路ではR3の抵抗値)は、以下の計算式によって求められます。



今回、私が利用した赤外線発光ダイオード(TLN105B)は、順電圧(VF)は 1.35V で 順電流は(IF)は100mA、電源には乾電池を4本で6Vを利用しています。
 これらを、上記の式に照らし合わせてみると

( 6V − 1.35V ) ÷ 0.1A = 46.5

以上のことから、近似値の47Ωが必要な抵抗値となります。

追記(2006/9/18)
この回路(6V・47Ω利用)で使用する場合、1/4Wタイプの抵抗では定格電力をオーバーするとのご指摘がありました。
( 6V − 1.35V ) × 0.1A = 465mW > 250mW
気になる方は、1/2W以上の抵抗(理想は1W?)を利用するようにするか、もしくは電池を2本に減らして計算してください。


回路図

材料が揃えば、以下の回路図の様に接続してみましょう。