パソコンでリモコン

 パソコンでリモコンを扱うには、幾つかの方法があります。 その中でも、ここでは、WinLIRCを利用する方法を紹介したいと思います。 実は、WinLIRCを知るまでは、PICを使って必死に自作デバイス&解析プログラムを作っていました(でも、解析能力は自作の方が高性能、ふふ)。 

市販の物では、クロッサム2+USBが有名です。 私が持っているのは普通のクロッサム2(USBでは無くシリアル接続)で、使い勝手はいまいちでした…
あと、BUFFALOからパソコン用学習リモコンなる物が発売されているようです。 ページを見る限り結構便利そうな感じがします。 欲しいです。

  半田ゴテが苦手な方はこれらを試してみてはいかがでしょうか?


WinLIRCの使い方

 WinLIRCは、普段良く利用しているリモコンでパソコンを操作したり、逆にパソコンから一般の家電製品をコントロールする事を可能としてくれる素晴らしいプログラムです。
 手持ちのリモコンを解析・学習する機能と、学習した信号の簡単なリモコン操作(信号発信)の機能がありますが、デバイスドライバ的なプログラムなので単体では本当の役には立ちません。 今のところ、WinLIRCに対応したアプリケーションは少ないのが残念なのですが、公開されているアプリケーションだけでもそれなりに実用性が有ると思います。

 WinLIRCは、LIRC(Linux Infrared Remote Control) と言うLinux用の赤外線リモコン・コントロールのパッケージを元に作られたフリーウェアです。 複数の方々によって作られ、現在はこちらで配布されています。

日本語版のWinLIRCはこちら


WinLIRCの必要環境

OSは Windows 95/98/Me/NT/2000/XP に対応しています。
古いOSではWinSockやMFCのインストールが必要になる場合がありますが、XPならほぼ問題なく動くでしょう。

パソコン(マザーボード)はシリアルポートが必須です。

リモコン送受信機は、LIRCと同じ物が使えます。 但し、WinLIRCでは今のところシリアルポート接続のみの対応に留まっています。
また、I/Oを直接操作されるのでUSB変換のシリアルポートでは動かないようです。


ハードウェアの作製

 WinLIRCを利用する為には、リモコンの送受信機を自作する必要があります。 電子回路についての知識が無い人にとっては少々敷居が高いとは思いますが、さほど難しい物ではありませんので、是非挑戦して見て下さい。

 既に色々なサイトで作り方が紹介されていますが、ここでも少し紹介したいと思います。

1.リモコン受信機の作成
2.簡単・リモコン送信機の作成
3.外部電源利用のリモコン送受信機
4.ハードウェア変調送受信機 NEW

<お約束>ここで紹介している方法を実行した結果、何らかのトラブルが発生しても一切責任を負いませんので、各自の責任において作製してください。


ソフトウェアの導入



携帯(DoCoMo)でリモコン

こちらのページ(iRemo)をご覧下さい。


リモコン関連リンク

リモコン作成に当たって役立つサイト

LIRC - http://www.lirc.org/(英語)
Linux Infrared Remote Controlのページ
多数のリモコン設定ファイルも公開されています。

WinLIRC - http://winlirc.sourceforge.net/
LIRCのWindows版

RAMSCAN.com - http://www.ramscan.com/(英語)
WinLIRCに対応したIRexを公開されています。

Ir Hack - http://homepage2.nifty.com/irhack/
言わずと知れた専門サイト。更新は停止されているようです。

e電子工房 - http://einst.hp.infoseek.co.jp/
PICerを使ったPIC作品を公開されています。
リモコン関連ではコンピュータ制御学習リモコン(その2)が役に立ちます。

ぱ研 - http://www.paken.org/
OpenPVS/リモコン受信部の製作のページでLIRCの回路の制作、LIRCの導入方法を公開されています。

Nob's Page - http://homepage2.nifty.com/m_nob/index2.html
Windowsをリモコン操作しよう!のページでWinLIRCの使い方&作り方を公開されています。





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