リモコンの学習方法

リモコン設定ファイルを作製するには、WinLIRCの学習機能を利用します。 手順は多いものの、簡単に作成できます。

起動中のWinLIRCのトレイアイコンをダブルクリックして、WinLIRCのウィンドウを開きます。





WinLIRCウィンドウの右上の【設定(R)】ボタンをクリックして、設定ウィンドウを開きます。




必ず、「設定ファイル」に新しく作成する設定ファイル名を入力してから、 右に並んでいるボタンの中の【学習(L)】をクリックして、リモコンの学習をスタートします。
リモコンの学習がスタートすると「設定ファイル」に指定されているファイルは上書きされてしまうので、必ず確認した上で【学習(L)】をクリックするようにして下さい。



リモコン学習スタート



この画面では、新しく作製するリモコン名を入力します。
ここでは、半角英数字(空白文字 ' ' は利用できません)で適当な名前を入力しておきます。 ※なるべく分かりやすい名前を付けておくことをお勧めします。
入力は「Input」欄に打ち込み、【Enter】ボタンのクリックで確定します。





次に、リモコンの誤差の範囲(許容するエラーマージン)をパーセンテージ(%)で指定します。  これはデフォルトの25%で特に問題無いと思うので、何も入力せずに【Enter】をクリックします。




ステップ1:信号ギャップ、信号の長さ、リピートコードの設定



ステップ1では、最初に 信号ギャップ信号の長さ を尋ねられます。 この2つを手動で入力すれば、ステップ1の作業は不要なのですが、手動で入力するとリピートコードの解析が行えないので、ここは何も入力せずに【Enter】のみをクリックして、解析結果で自動で入力するようにします。





リモコンの適当なボタンを押して下さい。”とメッセージが現れるので、学習させたいリモコンの適当なボタンを受信機に向けて1回押します。

アドバイス
ボタンは1秒以上しっかりと押しましょう(ボタンを押している間、連続送信されないボタンであれば、次のメッセージが現れるまで押し続けると良いと思います)。





次に”数秒後にもう一度ボタンを押して下さい。”とメッセージが現れますので、数秒待ってからもう一度ボタンを押します。
最初に押したボタンと今回の押したボタンの解析データの比較が行われます。

解析データの比較が間違っている時には
入力されたリモコン信号に一貫性が有りません。再試行してください。
とメッセージが現れるので、もう一度同じボタンを押します。
(もし、このメッセージが繰り返し現れるようであれば、一度中止して、もう一度最初からやり直すほうが良いと思います。)

解析データの比較が正しいと判断された時には
基本設定が完了しました。
とメッセージが現れて、次へ進みます。





次に”数秒後にもう一度ボタンを押して下さい。(残り 10回)”とメッセージが表示されますので、数秒待ってからリモコンのボタンを押します。

( )内の残りの数字が 0 になるまで、同じ操作を繰り返します。



順調に進めば、こんな感じです。

( )内の数字が になれば、リモコンのフォーマットの解析が完了です。
次のステップ2では、各ボタンの名前とリモコン信号を登録して行きます。




ステップ2:ボタンの登録

ボタンの登録は、登録するリモコンが、特別なリピートコード(信号が繰り返し送信される時のコード)を利用するか否かで若干操作が違います。 登録するリモコンが特別なリピートコードを利用するかどうかは、ステップ2がスタートした直後のメッセージで確認できます。




"1 つ目のボタンの名前?”と登録するボタンの名前を尋ねられますので、適当な名前を入力して【Enter】をクリックします。





次に“指示があるまで 'xxx' ボタンを繰り返し押して下さい。
ボタンを繰り返して押す時は、少なくとも1/2秒の間隔を空けて下さい。

とメッセージが表示されます。

特別なリピートコードを利用する場合:登録したいリモコンのボタンを何度も繰り返して押します。 (押し続けるのではありません。)
特別なリピートコードを利用しない場合:登録したいリモコンのボタンを押し続けます

適合しません。続けて下さい。”のメッセージが何度か現れるかもしれませんが、気にせずに続けましょう。

基本的な解析が完了しました。さらにボタンを押して下さい。
適合=2, 失敗=0
” とメッセージが変わりますが、気にせずに登録したいボタンを押します。

繰り返して押す度に、”適合=”の数字が増えていき、特別なリピートコードを利用する場合は「8」に、利用しない場合は「64」になれば学習成功です。



次に上図のウィンドウが現れて ”学習の内容を記録しますか?” を尋ねられます。 問題が無ければ【はい(Y)】をクリックして、1つ目のボタンの学習が完了です。





1つ目のボタンの登録が完了すると、続いて2つ目のボタンを登録することができます。
登録方法は、1つ目のボタンの登録手順と同じ作業を繰り返すように行います。

一通り、リモコンのボタンの登録が終われば、ボタンの名前の入力時に何も入力せずに【Enter】をクリックします。






これは、リモコンの学習が正常に終了したメッセージです。




ファイル最適化(Analyze)

リモコンの学習が完了すれば、続いて”ファイル最適化(Analyze)”を行います。
WinLIRCのリモコン学習機能で記録しただけのリモコンデータは、生コード(raw_code)で記録されています。 その生コードを、プログラムで扱いやすいようにコード化するのがこのファイル最適化です。
英語版のWinLIRCでは 'Analyze' と称されていますが、私的にはしっくり来ないのでファイル最適化と勝手に変更しました。


それでは、WinLIRCの設定ウィンドウの右に並んでいるボタンの中の【ファイル最適化(A)】をクリックしましょう。
すると、設定ファイルに指定されているファイルの最適化が始まります。





最適化が正常に終了しました。”と表示されれば、この作業は終了です。




以上で、リモコンの学習は完璧に終了です。