リモコン信号の送信

WinLIRCでは、リモコンの信号の受信だけでは無く、信号の送信も行えます。 この機能を利用すれば、パソコンで家電製品を操作することが可能となります。

今のところ、WinLIRCに対応したリモコン信号送信アプリケーションを私は見つけられないのですが、 WinLIRC本体にも簡易的なリモコン信号送信機能が備わっているので、ここではこの方法を紹介したいと思います。

WinLIRCでリモコンの信号を送信するには、受信の時と同じようにリモコン設定ファイル(*.cf)が必要となりますので、予め操作したい電化製品のリモコンをWinLIRCに学習させて、リモコン設定ファイル(*.cf)を作成しておきましょう。 (リモコン学習方法はこちら



リモコン送信機と変調について

 当然の事ながら、信号を送信する為にはリモコンの送信機が必要となります。 当サイトで紹介している送信機送受信機を参考に作製して頂ければ良いのですが、そこで問題となるのが信号の変調方法です。 (変調とは何かは「キャリア周波数での変調」をご覧下さい)

 尚、ここでで紹介している回路では、信号の変調をソフトウェアで行う為に、パソコンのCPUのパワーが必要となり、遅いパソコンでは正しい信号の送信が行えない場合があります。

 ちなみに、私の環境で試して見た結果では、ソフトウェアで信号の変調を行う場合は、CPU1GHzでぎりぎり送信が可能でした。 ハードウェアで変調を行えば、200MHzのノートパソコンでも送信が可能でした。 ただし、これは利用するOSや、同時に起動しているアプリの状態にもよると思いますので、あくまでも参考程度にお考え下さい。



WinLIRCでリモコン信号送信



それでは、起動中のWinLIRCのトレイアイコンをダブルクリックして、WinLIRCのウィンドウを開きましょう。




WinLIRCのウィンドウにある、「remote」のプルダウンメニューから送信したいリモコン名を選択します。




次に、「code」のプルダウンメニューから送信したいリモコンのボタン名を選択します。

remote」と「code」を指定すれば、後は右の【Send Code】をクリックするだけですので、赤外線LEDを操作する機器に向けて、クリックします。




送信機の設定確認

もしも、上記の方法で、リモコン操作ができない場合には、WinLIRCの送信機の設定を確認してみましょう。


WinLIRCの設定画面の下ほどにある、「送信機の設定」に注目して下さい。

反転して送信
信号の送信を反転する指定です。
チェックは外して置きます。
ハードウェア変調を利用
ハードウェアでキャリアー変調を行う時の指定です。
ハードウェアで行わない場合はチェックを外しておきます。
DTR・TX
送信に利用するシリアルポートの信号を指定します。
通常の送信機(当サイトで公開している)では、DTRを指定しておきます。