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inetdでwordpressする時のメモ その2

2009年7月31日 金曜日

レンタルサーバー・アイネットディーでwordpressを自分で手動インストールする時のメモ書き その2 (その1はこっち) 

自動アップグレードが出来ない件

アップグレードしようとすると、

『http://ja.wordpress.org/wordpress-2.8.2-ja.zip からアップデートをダウンロードしています。』

のメッセージで止まってしまい、エラーログを見ると /wordpress/wp-includes/http.php on line 1331 で PHP Fatal error:  Out of memoryが発生している。
原因はどうやらcurlのモジュールのようで、php.ini内の

extension=curl.so

を削除したら、エラーが治まって、アップグレードが実行できた。

本当は、自動再インストール時にこの問題は起こったのですが、アップグレード時も同じだと思うのでメモしておきます。
しかし、curlなんて適用した記憶が無いのだけど、そもそも今のphp.ini自体どうやって作成したか覚えてないので、先のメッセージで止まって原因が判らない場合は、チェックしてみて下さい。

メールアドレスの不思議

以前こっちで実在しないメールアドレスでは、wordpressからのメールが受け取れないと書きましたが、メールアドレスがサブドメイン付きの場合、メールアドレスの存在チェックは働かないようです。

例えば
wordpress@hoge.com → 存在チェック有り
wordpress@aaa.hoge.com → 存在チェック無し

なんとも不思議だけど、良く考えるとアイネットディーでは、サブドメイン付きのメールアドレスは作成出来ないので、存在チェックが有るとwordpressのメールを受け取るにはソースをいじるしか無くなるので、困る

 

inetdでwordpressする時のメモ

2008年12月31日 水曜日

レンタルサーバー・アイネットディーでwordpressを自分で手動インストールする時のメモ書き

コントロールパネルからの自動インストールじゃなくて、あくまで自分でやるとき

phpのモジュール、GDとZlibを追加する。

 

extension=gd.so
extension=zlib.so
の2行を、php.iniに追加する。詳細はこちらで確認

 

GD(グラフィックライブラリ)

画像をアップロードした時に自動でサイズ変更したファイルを作成してくれる。(ある意味不要ではあるけど)

Zlib(圧縮ライブラリ)

バージョン2.7からの自動アップグレードを有効にするため。自動アップグレードは、これが無いと失敗する。

コメントやトラックバック等の通知メールが届かない問題

inetdでは、メール送信時のfrom情報をチェックしているようで、そのままでは通知メールを受け取れない。

実在しないメールアドレスでは送れない仕組みになっている(?)この問題を見つけるのには苦労した

wordpressは通知メールの送信に、wordpress@サイトのアドレスでfrom情報を作り出す。なので、このメールアドレスを予めコントロールパネルで作成しておけば、受信が可能になる。ただし、wordpressで送信されるメールアドレスは、wwwのサブドメインだけは削除されるので注意。

例えば
hoge.com → wordpress@hoge.com
www.hoge.com → wordpress@hoge.com
aaa.hoge.com → wordpress@aaa.hoge.com
のようなアドレスで送信される。

これでは、メールアドレスの存在がバレバレなので、嫌な人はソースを書き換えれば好きなアドレスに変更できる。変更するのは wordpress/wp-includes/pluggable.php の 354行あたり

$from_email = ‘wordpress@’ . $sitename;

の部分を

$from_email = ‘info@hoge.com‘;

のように、書き換えればそのアドレスでfrom情報が作られる。(ちなみに、僕は’wordpress@’の部分だけ変更してます。)

ソースを弄ると、バージョンアップ時に書き換えられる可能性があるので非推奨。メアド作成で対処する方法がお勧め。(2009/1/13)

サブドメイン付きのアドレス(例えば wordpress@aaa.hoge.comとか)の場合、メールアドレスの存在チェックは働かないようです(2009/07/30)